闇を担う神の苦しみ

闇を担う神の苦しみ

現実の世界ではコロナ感染が治まらず、
神の世界を行き来する私の使命は、人間の欲に潰された神を起こすこと。
苦しみから解き放ち、神の力を取り戻していただくことが続いています。

どちらも見ている私には、今現実に起きていることは何の不思議もなく、
テレビやラジオ、そしてネットから出る色々な声は、意味のない音として消えていきます。

神にとって想像を超えていたのは人間の欲という魔でした。
欲はとどまることを知らず、多くの負のエネルギーを生み出し、
「陰」の星、つまり神のいない世界になる前に観音様が動き出しました。
平和な新しき世を迎えるためには我ら人間は「欲」を捨てねばなりません。

これに気づかない限り、神を信じ感謝しない限り、
永遠に新しき世は来ないのです。
信じる心の大きさと比例して、神は力を発揮できる。
信じる心を失った人間の世界にはもう神はいないのです。

夜の世界、闇を担う月読み尊様が、苦しみ、嘆きながらお越しになりました。

「もう無理だ。重い、重すぎる。人間は自らの欲を重ねながら、
怨み、妬み、だまし合い、憎み合い、殺し合い、
そして苦しみ、痛み、悲しみと、はかり知れない負のエネルギーを生み続け、
それらは闇に入り彷徨い続ける。
人間はいつまでもその間違いに気づくことはなく、むしろ闇を嫌い、
陰を担うこの私を疎ましく毛嫌いする。
なぜだ、どうしてだ!馬鹿にしてる!もうこの負を支えきれない。
何より神々も我を顧みず、天の神からの愛のない仕打ち、
いったい何なんだ!耐えられない!」

この苦しみを解きにお見えになったのは、姉神の天照大神様と父神の伊弉諾尊様。
「情けない、真逆だ。愛と大きな信頼を得ているからこそ与えられた使命、
そこに感謝できないとは… 天の神 観音様の最大の愛を得ているのはそなたであろう」

月読み尊様はその言葉に目が覚めたように、浅はかな考えを反省し、
闇を支える神としての自信を取り戻したとたん、天からの眩い光が降り、
陰を彷徨う負のエネルギーを一瞬にして吸い上げていきました。

この世は2極のバランスで成り立っています。
「陰」と「陽」。
陽のために陰は必要な存在。
現実の世界で起こることは思いあたる物ばかりです。

新しき世を無事迎えることができるよう、
人類すべてに一刻も早い気付きが来るよう祈っています。

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