伊邪那美命様を黄泉の国から天へ

神の国、日本の沼島に
伊邪那岐命と伊邪那美命が降り立ち、多くの神を産んだ。

そう。人間の欲の魔がこの国を支配するまでは…

始まりは神、この世は神の国だったのです。
そして今、人間は神を本当はどう思っているのでしょう。
忘れてしまったのか。だからこの世に神の力はありません。

我らは選ばれし使命を持つ者として、
新しき世に生まれ変わるために、人間の欲で力を失った封印された神の力を呼び戻しています。

そしてこの度、不思議なお導きの元、
すべての神たちの母、伊邪那美命様を黄泉の国、
闇から天の光へとお連れできたのです。

どれほどの長い年月を彷徨い歩き続けられたのかを思うほどに、
想像することもできず、胸が苦しくなりました。
でも大きな力を持つほどにその苦行は大きいと観音様はおっしゃいます。
天に戻ることを許されたということは、与えられし修行を終えられたということかと
感慨深く、天に戻られしのちには、さらに大きな神として再び新しき世に降り立ち、
お力をお貸しいただけるものと心から嬉しくまた、励まされる思いとなりました。

このまま落ちていくだけなのか。
美しい地球（星）をぼろぼろにしたまま、気付かないまま、馬鹿なままなのか…

どうか観音様、我ら人間にこの星への感謝と神々への感謝の心を本物にし、
美しかった地球と封印された神々を救う機会をお与えください。